【田原市】Y様 整備工場パワーコンディショナー交換・一括制御リモコン取付・非常用コンセント設置
パワコン9台を最新機器2台へ集約!粉塵を避けた適切箇所へ移設と一括制御リモコン導入
今回は、ただ動かなくなったパワコンを新しくすることではなく、「この先10年、20年とお客様が安心して使い続けられる環境づくり」を目指した提案をさせてもらいました。
調査の結果、故障の原因が「パワコン設置場所の粉塵」だと分かったため、今回はパワコンの設置環境にふさわしい場所への「移設」をセットでご提案しました。また、計9台あったパワコンを最新のパナソニック製パワコン2台に集約し、配線も徹底的に美しく整理。これまでは気づきにくかったトラブルも、リモコン1つでひと目で分かるスマートな仕組みへと進化させました。
災害時には太陽光の電気を直接使える「非常用コンセント」も備わり、工場のBCP対策(防災)としても大きな価値を持つ工事となりました。現場の課題に寄り添い技術で応える、そんな私たちの施工への想いを形にしています。
お客様からのご要望
「急激に発電量が落ちているが太陽パネルに何かあったのでは?サーモカメラ付きドローンでパネル診断をして欲しい」との要望で、サーモカメラで調査。太陽光パネルは発電量の大幅低下につながるほどの異常は発見されませんでした。
「早くしっかり発電するようにしてほしい。万が一の災害や停電時に、工場や事務所で使える非常用電源(コンセント)を確保したい」
というご要望をいただきました。
ファクトリープロからのご提案
今回、既設の接続箱と複数台のパワーコンディショナー(パワコン)を撤去し、最新の高効率パワコンわずか2台へとシステムを集約しました。
また、故障の要因となった粉塵環境を改善するため、埃の発生しやすい土間敷きの作業スペースを避け、メーカーの施工マニュアルに準拠した適切な設置場所へ交換・移設を実施。これにより、壁面は見違えるほどすっきりとした安全で美しい設備環境へと生まれ変わりました。
近年のパワコンは変換効率や制御性能が大幅に向上しており、機器台数を減らしながらも高い発電性能と安定した運転を実現できます。また、機器点数の削減により、将来的な故障リスクやメンテナンス負担の軽減も期待できます。
機器が停止していても発見が遅れるケースがありましたが、今回新たに一括制御リモコンを導入したことで、すべての稼働状況をひと目で確認できるようになり、異常発生時にも迅速な対応が可能となりました。
新設した非常用コンセントにより、災害や停電が発生した際でも、太陽光発電による電力を工場や事務所で利用できる環境を整備。日常の発電効率向上だけでなく、万が一の非常時に備えたBCP(事業継続計画)対策としても安心できる設備へと生まれ変わりました。
施工概要
| 施主名 | Y様 |
|---|---|
| 地域 | 田原市 |
| 施工箇所 | 太陽光機器 |
| 施工内容 | パワーコンディショナー交換・一括制御リモコン取付 |
| 定格出力 | 5.5kW |
| 工期 | 半日 |
| 使用商材・建材 |
パワコン:VBPC255GM4T メーカー:パナソニック 一括制御リモコン:VBPR204M メーカー:パナソニック |
施工前
太陽光パネルの点検を実施
赤外線サーモカメラを搭載したドローンを用いて、太陽光パネルの点検を実施いたしました。
パネルの異常発熱(ホットスポット)や破損の有無を詳細に調査した結果、経年による軽微な劣化は見られるものの、発電量の低下に直結するような重大な異常は確認されませんでした。 今後も安心してご使用いただけます。
パワーコンディショナー2台が故障していました
工場内の電気設備を詳しく調査したところ、設置されているオムロン製パワーコンディショナー(計9台)のうち、2台が故障により停止していることが判明いたしました。
詳しく確認したところ、故障した2台は粉塵や埃が発生しやすい「土間敷きの作業スペース内」に設置されており、メーカーが推奨する設置環境とは異なる状況でした。長年にわたり粉塵が機器内部に侵入・蓄積したことで、システムへ過度な負荷がかかり、今回の故障を招いた可能性が非常に高いと考えられます。
施工中
旧パワコンの撤去とスマートな配線構築
まずは、長年活躍し寿命を迎えていたオムロン製のパワコン9台、および不要となった接続箱や古いモニターをすべて安全に取り外します。取り外した機器は1台ずつ丁寧にまとめ、速やかに搬出・処分の段取りを行いました。これまでは複数の接続箱により配線が複雑に露出していましたが、今回はそれらをすべて撤去し、新たに「入線用ボックス」を新設。屋根の上の太陽光パネルから下りてくる膨大なメインケーブルをボックス内へスマートに格納し、新パワコンへ確実に繋ぎ込むための美しい配線ルートを構築します。
今回は9台あった機器を2台へと劇的に集約するため、既存の配線位置から新しいパワコンの位置へと、1本1本のケーブルを丁寧に確認しながら延長処理を施します。
最後に、新設するパナソニック製の高効率パワコン2台を、強度のしっかりした壁面のベース板へ正確に水平・垂直を出しながら固定。内部の端子へ確実に結線を行っていきました。
施工後
劇的な変化と、最新システムへの進化
かつてはオムロン製のパワコン9台と複数の接続箱がずらりと並び、複雑な配線が露出していた壁面。今回の施工で接続箱をすべて撤去し、わずか2台のパワコンへと見事に集約しました。
さらに、今回は埃の発生しやすい土間敷きの空間を避け、メーカーの施工マニュアルに沿った本来の正しい取付箇所へと交換移設を行っています。安全性と美観を兼ね備えた、クリーンな空間へと生まれ変わりました。
技術の進歩により、機器の台数は大幅に減ったものの、発電・変換効率はグッと向上しています。
また、これまでは「台数が多すぎて、どれか1台が壊れても気づきにくい」という弱点がありましたが、新設した「一括制御リモコン」により、すべての稼働状況をひと目で一元管理できるようになりました。
新たに設置した非常用コンセントにより、万が一の災害による停電時でも、太陽光が発電していれば工場や事務所へ必要な電力を直接供給できる体制が整いました。
お客様からの声
発電量が落ちたときはパネルの故障を疑っていましたが、『そもそもパワコンの設置場所が間違っていたので、早く壊れたんですよ』と教えてくれた時は本当に驚きました。当時の業者さんの言う通りに付けていたので…
今回、適切な設置場所に付け替えてもらい、複雑だった配線もすっきりなくなって大満足です。9台もあったパワコンが最新の2台にまとまったので、これからの心配も減りましたし、念願の非常用コンセントも付いて会社の防災対策もバッチリです。
住宅用から産業用まで幅広い太陽光発電システム工事の実績がある山本瓦工業さんの知識と提案力に心から感謝しています!
この記事の監修者
山本 武司
代表取締役
- 在籍スタッフ・契約職方所有資格一覧
- かわらぶき技能士1級/かわらぶき技能士2級/建築板金技能士1級/建築板金技能士2級/2級建築士/第2種電気工事士
- ファクトリープロ(山本瓦工業グループ)
- 愛知県豊橋市で創業し、100年以上にわたり屋根・外装の専門工事を通じて地域産業を支えてきた山本瓦工業グループのファクトリープロ。愛知県を中心に岐阜県・静岡県・三重県全域で、工場・倉庫のメンテナンス・改修実績を多数持つ。
1級かわらぶき技能士、1級建築板金技能士、2級建築士、第2種電気工事士など、施工から設計・電気設備まで多角的な国家資格を保有。その専門知識を活かし、遮熱工法「サーモバリア」による空調負荷低減から、防水対策「アクアハジクン」による屋根改修、大波スレートの「カバー工法」まで、工場の資産価値維持と事業環境の改善を一貫して任せられる体制を構築している。
工場長や総務担当者が直面する、建物の老朽化・暑さ対策・雨漏りリスクに対し、データに基づいたドローン診断と徹底した品質管理を実施。大手ゼネコンからも信頼される確かな技術力で、愛知県・岐阜県・静岡県・三重県全域の企業インフラを守り続けている。






