【豊川市】某企業 工場屋根カバー工事(サ-モバリアS+エバールーフやまなみ1型)
工場を止めずに、屋根を再生。遮熱と長寿命化を同時に実現。
築50年以上が経過した工場のスレート屋根を、既存屋根を撤去しないカバー工法で改修しました。
高耐久な「エバールーフやまなみ1型」とアルミ純度99%遮熱シート「サーモバリアS」を組み合わせることで、雨漏りリスクの低減や建物の長寿命化に加え、工場内の暑さ対策も同時に実現しています。
また、工場の操業を継続したまま施工できるため、生産活動への影響を最小限に抑えながら、安全性・快適性・省エネ性を向上。
単なる屋根の修繕ではなく、これから先も安心して事業を継続するための「長寿命化」と「省エネ化」を実現した屋根リニューアル工事です。
お客様からのご要望
経年劣化が進んだ工場屋根のメンテナンスをご希望されていました。雨漏りを未然に防ぎ、建物の寿命を延ばすとともに、夏場の暑さ対策もできる屋根改修工事をご検討されていました。
ファクトリープロからのご提案
今回築50年以上のスレート屋根工場のメンテナンスを行いました。
スレート屋根はメンテナンス方法が限られてしまい、メンテナンスに悩まれる方が多い屋根材です。
今回は工場の稼働は止められないため、屋根のカバー工事を行いました。
今回の屋根カバー工事は屋根材の下に遮熱シートであるサーモバリアSを敷き、屋根の遮熱対策も同時に行いました。
遮熱シートを同時施工することにより工場内の環境改善にも繋がり、空調費削減にもつながります。
施工概要
| 施主様名 | 某企業 |
|---|---|
| 地域 | 豊川市 |
| 施工箇所 | 屋根 |
| 施工内容 | 屋根カバー工事 |
| 施工面積 | 1040㎡ |
| 工期 | 30日 |
| 使用商材・建材 |
屋根材:エバールーフやまなみ メーカー:日鉄鋼板 遮熱シート:サーモバリアS メーカー:ライフテック |
施工前
「屋根の老朽化が進んでいるため、一度点検してほしい」とのご相談をいただきました。
現地調査を実施したところ、築50年以上が経過した大波スレート屋根は、長年にわたる風雨や紫外線の影響により表面の保護機能が失われ、ひび割れや変色が各所に発生していました。また、屋根材全体の強度低下も進行しており、雨漏りリスクが高まっている状態でした。
お客様からは、「操業を止められない」「屋根を新しくしたい」「暑さも解決したい」というご要望をいただきました。
そこで今回は、既存のスレート屋根を撤去せずに施工できる屋根カバー工法をご提案。さらに、屋根材の下にアルミ純度99%遮熱シート「サーモバリアS」を施工することで、屋根の長寿命化と遮熱対策を同時に実現するプランをご採用いただきました。
工場の稼働を継続しながら施工できるため、生産活動への影響を最小限に抑えつつ、今後の雨漏り対策と作業環境の改善を図る改修工事となります。
施工中
サドル(スレート固定金具)取り付け。
既存のスレート屋根の上から、新しい屋根下地を建物の鉄骨(C型鋼など)へ直接固定するための専用金具「サドル」を取り付けていきます。
サドルは既存スレートを挟み込むように設置されるため、老朽化した屋根材に余計な負荷をかけることなく、建物の構造体へしっかりと固定することができます。
この工程により、新しい屋根材を支える強固な下地が形成され、強風や台風時の風圧にも耐えられる高い耐久性を確保します。屋根カバー工法において、建物の安全性を支える重要な工程の一つです。
ハット型垂木(補強下地)取り付け。
サドルの上には、断面が帽子(ハット)のような形状をした金属製の補強下地材「ハット型垂木」を取り付けていきます。
ハット型垂木は木製下地と異なり、腐食や反り、経年による変形が発生しにくく、高い耐久性を備えていることが特長です。そのため、長期間にわたり安定した屋根性能を維持することができます。
施工時には、このハット型垂木を適切な間隔で配置し、建物全体に均一な強度を持つ下地を形成します。これにより、後工程で施工する「エバールーフやまなみ1型」を確実に固定できる強固な土台が完成します。
見えなくなる部分ではありますが、屋根の耐久性や耐風性能を左右する重要な工程です。しっかりとした下地づくりが、長寿命な屋根改修工事につながります。
4mmの空気層が、熱の伝導をもブロック!
ハット型垂木の施工後、遮熱シート「サーモバリアS」を敷設していきます。
サーモバリアSは、4mm厚のエアーキャップ(空気層)の両面に純度99%以上のアルミ箔を密着させた高機能遮熱シートです。高い反射性能により、太陽から放射される輻射熱を約97%反射し、屋根から侵入する熱を大幅に軽減します。
さらに、内部のエアーキャップ層が断熱効果を発揮するため、「遮熱」と「断熱」の両方の性能を兼ね備えていることが大きな特長です。
工場や倉庫では、夏場になると広大な屋根面積が太陽熱を受け続けることで室内温度が上昇します。サーモバリアSを屋根材の下に施工することで、屋根から伝わる熱の侵入を効果的に抑制し、作業環境の改善や空調負荷の軽減、省エネルギー効果が期待できます。
今回の工事では、屋根の長寿命化だけでなく、働く人の快適性向上と電気代削減も見据えた遮熱対策を同時に実現しています。
軽量なガルバリウム鋼板で、建物への負担を最小限に
新しい屋根材には、軽量で高耐久なガルバリウム鋼板製の「エバールーフやまなみ1型」を採用しました。
屋根カバー工法を検討されるお客様の中には、「屋根が二重になることで建物への負担が増えるのではないか」と心配される方もいらっしゃいます。
しかし、エバールーフやまなみ1型は非常に軽量な屋根材のため、既存スレート屋根の上から施工しても建物への負担を最小限に抑えることが可能です。築50年以上が経過した工場の鉄骨躯体にも過度な荷重をかけることなく、安心して改修工事を行うことができます。
また、ガルバリウム鋼板は優れた耐久性と防錆性を備えており、経年劣化したスレート屋根と比較して雨漏りリスクを大幅に低減。屋根全体の強度向上にもつながります。
今回の工事では、既存屋根を撤去することなく、新しい屋根による防水性能の向上と建物の長寿命化を実現しました。さらに、事前に施工したサーモバリアSとの組み合わせにより、遮熱性能も兼ね備えた高機能な工場屋根へと生まれ変わりました。
施工後
見違えるほど美しく、強固に生まれ変わった外観
色褪せやひび割れが目立っていた築50年以上のスレート屋根は、スタイリッシュなガルバリウム鋼板製の「エバールーフやまなみ1型」へと生まれ変わりました。
立体感のある波型デザインが工場の重厚感を残しながらも、清潔感と高級感のある外観を実現。建物全体の印象が大きく向上し、企業イメージの向上にもつながる仕上がりとなりました。
また、劣化していた既存屋根を新しい屋根材でしっかりと覆うことで、防水性能も大幅に向上。雨水の浸入リスクを低減し、今後も安心して工場をご使用いただける環境が整いました。
さらに今回の工事では、屋根カバー工法とあわせてアルミ純度99%遮熱シート「サーモバリアS」を施工。輻射熱を反射する遮熱性能と空気層による断熱性能により、夏場の工場内温度上昇を抑制し、作業環境の改善や空調負荷の軽減が期待できます。
今回の施工は単なる屋根の修繕工事ではなく、建物の長寿命化と省エネルギー化を同時に実現する設備投資となりました。今後も雨漏り対策や建物保全に加え、快適な作業環境づくりとランニングコスト削減に貢献していきます。
お客様からの声
今回初めて屋根のメンテナンスを行いました。
事務所から見える屋根が非常に劣化しており、いつかメンテナンスをしなければと考えていました。
今回、山本瓦工業さんにお願いした決め手は、創業100年近い歴史があり、地元で長く屋根工事の実績を積まれている会社だったことです。工場や倉庫の施工実績も豊富で、安心して任せることができました。
工事期間中も大きなトラブルはなく、工場の稼働に支障が出ることもありませんでした。担当者の方も丁寧に対応してくださり、工事はスムーズに完了しました。
屋根がきれいになっただけでなく、今後の安心にもつながり、大変満足しています。
この記事の監修者
山本 武司
代表取締役
- 在籍スタッフ・契約職方所有資格一覧
- かわらぶき技能士1級/かわらぶき技能士2級/建築板金技能士1級/建築板金技能士2級/2級建築士/第2種電気工事士
- ファクトリープロ(山本瓦工業グループ)
- 愛知県豊橋市で創業し、100年以上にわたり屋根・外装の専門工事を通じて地域産業を支えてきた山本瓦工業グループのファクトリープロ。愛知県を中心に岐阜県・静岡県・三重県全域で、工場・倉庫のメンテナンス・改修実績を多数持つ。
1級かわらぶき技能士、1級建築板金技能士、2級建築士、第2種電気工事士など、施工から設計・電気設備まで多角的な国家資格を保有。その専門知識を活かし、遮熱工法「サーモバリア」による空調負荷低減から、防水対策「アクアハジクン」による屋根改修、大波スレートの「カバー工法」まで、工場の資産価値維持と事業環境の改善を一貫して任せられる体制を構築している。
工場長や総務担当者が直面する、建物の老朽化・暑さ対策・雨漏りリスクに対し、データに基づいたドローン診断と徹底した品質管理を実施。大手ゼネコンからも信頼される確かな技術力で、愛知県・岐阜県・静岡県・三重県全域の企業インフラを守り続けている。






