【豊橋市】 Y様 倉庫屋根カバー工事(エバールーフやまなみ)
大波スレート屋根の雨漏り・錆を解消|SGL鋼板カバー工法による改修工事。
雨漏りや錆が進行した老朽化した大波スレート屋根を、SGL鋼板「エバールーフやまなみ」によるカバー工法で改修しました。
既存屋根を撤去せずに施工することで、工場・倉庫の稼働への影響を抑えながら、雨漏り対策・耐久性向上・美観改善を実現。さらに、ステンレス製ボルトの採用により将来的な錆の発生リスクも軽減しました。
安全対策として落下防止ネットを設置し、作業員の安全を確保しながら施工を実施。防水性・耐候性に優れた屋根へ生まれ変わり、工場・倉庫を長期間安心して使用できる環境を整えました。
施工概要
| 施主様名 | Y様 |
|---|---|
| 地域 | 豊橋市 |
| 施工箇所 | 屋根 |
| 施工内容 | 屋根葺き替え工事 |
| 施工面積 | 142㎡ 2棟 |
| 工期 | 15日 |
| 使用商材・建材 | 屋根材:エバールーフやまなみ メーカー:セキノ興産 |
施工前
雨漏りとボルトの錆が進行した大波スレート屋根
スレート屋根は全体的に経年劣化が進行しており、屋根材を固定しているボルトにも著しい錆の発生が確認されました。
特にボルト周辺には過去に行われた雨漏り補修の跡が多数残っており、一部ではなく広範囲に及んでいる状況でした。このことから、今回発生した雨漏りだけでなく、以前から長期間にわたり雨水の浸入が続いていたと考えられます。
また、過去に塗装メンテナンスが行われていたものの、ボルト部分の錆は進行し続けており、発生した錆が屋根材表面へ流れ出している状態でした。
さらに、明かり採り(トップライト)周辺は塗装による保護が施されていなかったため、他の箇所以上に腐食が進行していました。
このまま放置すると、ボルトの腐食による固定力の低下や雨漏りの拡大につながる恐れがあるため、早期の改修工事が必要な状態でした。
施工中
ボルトの頭部を切断し、落下防止ネットを設置(安全対策)。
まずは、既設の波型スレート屋根を固定しているボルトの頭部を切断していきます。
大波スレート屋根の改修工事は、経年劣化した屋根材を踏み抜いてしまう危険性があるため、屋根工事の中でも特に安全対策が重要な作業です。実際に踏み抜きによる墜落・転落事故も多く発生しているため、作業前に十分な対策を講じる必要があります。
工場や倉庫の屋根改修工事では、品質はもちろんのこと、作業員の安全確保も非常に重要です。ファクトリープロでは、工事中の事故を防ぐために安全対策を徹底したうえで施工を行っています。
ガルバリウム鋼板製カバールーフ「エバールーフやまなみ」を施工
レッカー車を使用して、カバー工法用の新しい屋根材を屋根上へ荷揚げしていきます。長尺の屋根材のため、周囲の安全を十分に確認しながら慎重に搬入作業を行いました。
施工中も安全対策として落下防止ネットは撤去せず、そのままの状態で屋根材の取り付けを進めます。安全を確保しながら、軒先から順番にエバールーフやまなみを施工していきました。
屋根本体の施工完了後は、雨水の浸入を防ぐために棟部やケラバ部へ専用の役物を取り付けます。細部まで丁寧に納めることで、防水性と耐久性を高め、強風時にも安心できる仕上がりとなります。
施工後
大波スレート屋根を高耐久ガルバリウム製屋根へ改修。
施工後の屋根は、「SGL鋼板(次世代ガルバリウム鋼板)」により、美しく輝く仕上がりとなりました。優れた耐食性を備えているため、長期間にわたり建物をしっかりと保護します。
また、屋根材を固定するボルトにはすべてステンレス製を採用しました。従来のようにボルトの錆が進行し、屋根材表面へ錆汁が流れ出す心配が少なく、メンテナンス性の向上にもつながります。
カバー工法のため、既設のスレート屋根はそのまま屋根材の下に残っていますが、新しい屋根材で覆うことで風雨から保護され、劣化の進行を抑えることができます。
また、既存大波スレートに含まれるアスベストが外部へ飛散するリスクの低減にもつながるため、環境面・安全面においても安心できる改修方法です。
今回の工事により、雨漏りや錆の不安を解消するとともに、耐久性・防水性が大幅に向上した屋根へ生まれ変わりました。工場や倉庫を今後も長く安心して使用できる屋根改修工事となりました。
この記事の監修者
山本 武司
代表取締役
- 在籍スタッフ・契約職方所有資格一覧
- かわらぶき技能士1級/かわらぶき技能士2級/建築板金技能士1級/建築板金技能士2級/2級建築士/第2種電気工事士
- ファクトリープロ(山本瓦工業グループ)
- 愛知県豊橋市で創業し、100年以上にわたり屋根・外装の専門工事を通じて地域産業を支えてきた山本瓦工業グループのファクトリープロ。愛知県を中心に岐阜県・静岡県・三重県全域で、工場・倉庫のメンテナンス・改修実績を多数持つ。
1級かわらぶき技能士、1級建築板金技能士、2級建築士、第2種電気工事士など、施工から設計・電気設備まで多角的な国家資格を保有。その専門知識を活かし、遮熱工法「サーモバリア」による空調負荷低減から、防水対策「アクアハジクン」による屋根改修、大波スレートの「カバー工法」まで、工場の資産価値維持と事業環境の改善を一貫して任せられる体制を構築している。
工場長や総務担当者が直面する、建物の老朽化・暑さ対策・雨漏りリスクに対し、データに基づいたドローン診断と徹底した品質管理を実施。大手ゼネコンからも信頼される確かな技術力で、愛知県・岐阜県・静岡県・三重県全域の企業インフラを守り続けている。






